【敬語でバレる 人の品格】 〜安東徳子のごきげん語録735 11月4日〜
【敬語でバレる 人の品格】
結婚披露宴に出る
...
学生時代の友人の
結婚披露宴に出る
...
新婦のお相手には
初めてお会いする
...
私たちの大学より
だいぶ格が上の大学をご卒業
...
私の勤め先より
だいぶ格が上のお勤め先
...
素晴らしいお相手と
ご縁を結んだ様子
...
新郎側のお席を
チラチラと見てみる
...
ほとんどが
"その"一流大学のご出身か
"その"一流企業にお勤めの方
...のはず
...
みな
賢そうなお顔立ち
...
みな
お育ちの良さそうな雰囲気
...
すごいなぁ
と思う
...
なんとなく
圧倒される
...
なんだか
ソワソワする
...
乾杯の発声は
新郎の職場の上司
...
新郎と同じ大学で
新郎と同じ会社
...
ダブル ブランドを持つ
ハイ スペックの上司
...
さっそうとお出ましになる
...
そこで
この台詞
...
「...。
それでは、
わたくしが
乾杯の音頭を
とらさせていただきます！」
...
背筋が凍る！
...
思わず振り向く！
...
トラサセテ？
...
ト ラ サ セ テ ？
...
"とらせて"でしょ？
...
新入社員研修で教えてる
使ってはいけない
コンビニ敬語にでてくる
"サ入れ言葉"
...
それを
ダブルハイスペックの上司が
使ってしまうの？
...
疑う
...
知性を疑う
...
品格を疑う
...
教養を疑う
...
たった一言の
敬語の誤用で
初めて会った相手を
とことん
疑ってしまう
...
一流大学も
一流企業も
その実力が
怪しく見えてくる
...
敬語の誤用で
印象は台無し
...
残念すぎる
敬語の誤用
...
敬語は
名刺のデザインより大事
...
敬語は
ピンストのスーツより大事
...
第一印象は
言葉で決まる
...
ごきげんな印象は
正しい言葉遣いから
about the photo : 秋の彩り絢爛豪華@文化の日
