【キャンプを楽しめる理由】 〜安東徳子のごきげん語録551 5月4日〜
【キャンプを楽しめる理由】
GWなので
家族と
キャンプに行く
...
お天気もよいし
気持ちのいい気温だし
せっかくのお休みなので
家族とキャンプに行く
...
ずいぶんたくさんの家族が
同じ企画をするらしく
...
キャンプ場は
テントだらけ
...
前日からお肉やお野菜を
たっぷり買い込んで
...
早起きをして
早い者勝ちの陣地をとり
...
テントやタープや
椅子やテーブルや
重い荷物を運びこむ
...
木炭で火をおこし
コンテナに水を入れ
...
ごはんを炊いたり
野菜を切ったり
みたらし団子に豚肉を巻いたり
...
水道もない
ガスもない
電気もない
...
なにからなにまで
とっても不便
...
不便なのに
ごはんが炊けた
...
不便なのに
プルゴキが焼けた
...
不便だから
楽しい
...
不便だから
嬉しい
...
わざわざ
不便を楽しむのが
キャンプの
楽しみ
...
いらないものを
一切無くして
本当に必要なものを確かめる
...
それが
キャンプの
楽しみ
...
そうなんだけど
もう一つの
キャンプの
本当の楽しみは...
...
水道もない
ガスもない
電気もない
...という不便を経験して
...
そうして
家に帰ったときに
...
水道もある
ガスもある
電気もある
...という
あたりまえの
便利な日常に戻った瞬間
...
キャンプの楽しみは
終わりがあるのを
知っているから
...
キャンプの楽しみは
"帰る家があるから"
...
自分で選んだ不便だから
ごきげんになれる
...
自分で終われる不便だから
ごきげんになれる
...
被災地の不便は
選べない不便
被災地のテントは
帰る家のない家
about the photo : 大型連休はおつまみも大型@府中市多摩川
