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【トラブルの意味】 〜安東徳子のごきげん語録767 12月6日〜

【トラブルの意味】

毎朝

同じ時間に起きて
...

毎朝

同じメニューの

朝食を食べて

...

毎朝

同じテレビ局の

ワイドショーを観て

...

毎朝

同じ時間に

家を出て

...

毎朝

同じ路線の

電車に乗り

...

毎朝

同じ信号を渡って

会社に着く

...

毎朝と同じ朝

...

いつもと変わらない朝

...

何も変わらない朝

...

何も起こらない朝

...

そんな朝は

すぐに

消えてなくなる

...

そんな朝は

"日常"

という箱に

放り投げられて

...

ランチタイムが

来る頃には

忘れられている

...

なんの変哲もない朝は

すぐに忘却の彼方へと

追いやられる

...

せっかく

"自分が生きた"

大切な朝なのに

...

たった一回の

大切な朝なのに

...

毎朝と同じ朝だと

あっという間に

忘れてしまう

...

うっかり

寝坊して

ストレッチが

できなかった

いつもと違う朝

...

いつものシリアルの

買い置きがなくて

ヨーグルトだけの

いつもと違う朝食

...

大嫌いな俳優が

出ていたので

チャンネルを変えて観た

いつもと違う番組

...

踏切故障で

電車が止まり

振替輸送で乗った

いつもと違う電車

...

それは

それで

案外いい

...

いつもと違う

居心地の悪さはあるけど

...

今朝を

今朝として...

...

いつもと違う朝として

...

忘れられてしまう

"日常"

ボックスではなくて

...

忘れられない

"非日常"ボックスに

放り込める

"忘れられない朝"に

なるから

...

少しのトラブルは

少しの居心地の悪さは

...

今日を忘れないための

ありがたいスパイス

...

少しのトラブルは

少しの居心地の悪さは

...

今日を覚えているための

ごきげんなスパイス

...

そう考えると

毎日の

小さな

運の悪さも

ごきげんな出来事に

思えてくる

about the photo : 仕事は友達を増やしてくれる 友達は仕事がくれるごほうび@名古屋にて久しぶりの再会

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