【居心地を作る魔法のアイテム】 〜安東徳子のごきげん語録587 6月9日〜
【居心地を作る魔法のアイテム】
一日の疲れを癒すなら...
...
ウールのシャギーラグの上に
裸足で座り
...
白熱灯の間接照明と
ローズ・アブソリュートの
アロマに包まれて
...
BOSEのスピーカーから
溢れでる
ビル・エバンスの
ビレッジヴァンガードのライブに
耳を傾け
...
gelato piqueの
ルームウェアと
UGGのブランケットの
肌触りに
心を落ち着かせる
...
最高のひととき
至福のひととき
...
どんなに大変な一日でも
...
どんなに辛い一日でも
...
このひとときがあれば
なんとか
越えることができる
...
家ならできる
自宅ならできる
いつでもできる
簡単にできる
...
家ならできるけど
家じゃなければできない
...
たいていの場所は...
白々しい蛍光灯に
安っぽい塩ビの床に
疲れた合皮のソファに
輝きのないスチールのデスク
...
よそよそしくて
堅苦しくて
冷たい感じの
乾いた雰囲気の
...
つまり
あまりにも
居心地の悪い場所ばかり
...
そういう時は
そういう場所には
...
なんでもいい
安くていい
名前も知らなくていい
入れ物もなんでもいい
...
そう...
...
名の知れぬ
"一輪の花"を
そこに飾るだけで
...
なぜか
居心地のよい場所になる
...
そこに
いても
いいような気がしてくる
...
花は
場所を
変える
...
花は
居心地を
作る
...
フラワーアレンジメントとか
オランダ流とか
イギリス流とか
関係ない
...
池坊とか
小原流とか
関係ない
...
和花とか
洋花とか
関係ない
...
生きている
一輪の花
...
命の輝きを持っている
一輪の花
...
何色でもいい
幾つの花びらでもいい
...
そこに
一輪の花が
あるだけで
...
その場所に
命が宿る
...
人の心が
癒される
...
花と
暮らす
毎日
...
難しい事は
何もない
...
なんでもいい
一輪の花と付き合う事
...
一輪の花は
かけがえのない
"ごきげん"を
運んでくれる
about the photo : なでしこは女子力を刺激する@一夏を彩る開花時期
