【出会いの秘伝】 〜安東徳子のごきげん語録741 11月10日〜
【出会いの秘伝】
人生は
どんな人に
出会えるかで
変わる
...
たいていの人は
わかってる
...
あたりまえだと
思っている
...
自分の両親も
人生最初の出会い
...
どんな親の元に
生まれたかは
人生を大きく左右する
...
姉妹兄弟しかり
親戚しかり
隣人しかり
同級生しかり
教師しかり
...
どんな人達に
出会えたかで...
経済力も
考え方も
教養も
マナーも
変わる
...
そして
たいていは
自分の不幸を
"自分の出会い"
のせいにして
両親はじめ
姉妹兄弟親戚隣人友達教師を
恨む
...
たいていは
出会いの意味を
勘違いして
...
両親
姉妹兄弟
親戚
隣人
友達
教師
を恨む
...
こんな親じゃなかったら
あんな先生じゃなかったら
...
自分は
もっとお金持ちで
...
自分は
もっと頭もよくて
...
自分は
もっと英語も話せて...
...
自分の出会いを
恨む
...
自分の不幸を
自分の出会いのせいにする
...
たいていは
そうする
...
...
親もいなくて
施設で育って
18歳で施設を出た
少年がいる
...
東京都からもらえる
一ヶ月5000円の
お小遣いを
3年間使わず貯めた
18万円の貯金だけを
手にして
施設を出た少年がいる
...
奨学金を受けながら
コンビニの深夜バイトで
なんとか
大学に通っている
少年がいる
...
施設を出るとき
先生に言われた
...
親がいないのは
お前のせいじゃない
...
お前に親がいないのは
お前は悪くない
...
でもね
社会にでると
親がいないと
大変なんだよ
...
社会にでると
親がいないと
上手くいかないこともある
...
お前は悪くないけど
上手くいかないこともある
...
だからね
いつも必ず
忘れるな
...
人がしないことを
しなさい
...
人より
努力しなさい
...
人が気づかないことを
しなさい
...
それが
施設の先生の教えだった
...
少年は
コンビニのバイトで
考えた
...
どうしたら
人と違うことが
できるだろう？
...
そして
決めた
...
毎日来る人を
覚える
...
毎日来る人が
何時に来るか
覚える
...
毎日来る人が
毎日何を買うか
覚える
...
毎日来る人が
来たら
買うものを言う前に
出す
...
毎朝5時に来る
お化粧の派手な女性
...
買うのは決まって
pianissimo
...
自動ドアを開けたとたんに
pianissimoを手にする
...
毎朝7時にくる
初老の男性
...
顔を見るや否や
ブレンドコーヒーを
セットし
アイコスの
マルボロレギュラーを
取り出す
...
そして
それが
運命の出会い
...
ある日
その初老の男性から
言われる
...
君は
ホテルで
働くことに
興味ない？
...
...？
...
君のような
ホスピタリティ溢れる
人材を
探していたんだよ
...
こんど
沖縄に
最高のリゾートホテルを
建てるんだ
...
君にぜひ
そこで
一緒に働いて欲しいんだ
...
ホスピタリティという
言葉も
知らなかった少年は
...
そして
リゾートホテルの
最年少のGMになった
...
少年は
気づかないかもしれないけど
...
人生は
出会いできまる
...
そして
人生の出会いは
自分で引き寄せている
...
ごきげんな出会いは
"毎日の一生懸命"から
...
"毎日の一生懸命"
をしないかぎり
出会いの女神は
微笑まない
about the photo : 4年前の"研修の種"が大きく花咲いていた...という感激の出会い@東京⇄東北
