【旅には2種類ある】 〜安東徳子のごきげん語録496 3月10日〜
旅には2種類ある
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"予定に従う旅"と
"予感に従う旅"
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大事な時間とお金を使っていく旅行
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どうせなら
効率よく
もれなく
観る・する・食べる・泊まる・買う
をやり切りたい
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パンフレットを読み耽り
ガイドブックを買いあさり
朝から晩まで
ぎっしり予定を組み
その通りの旅をする
...
現地に着くと
旅程表を片手に
予定をクリアするごとに
チェックを入れていく
...
一つの予定が終わると
次の予定を考える
...
予定にない事は
目に入らない
...
結果としては
パンフレットと
ガイドブックの通りの
情報も感動を得て
帰ってくる
...
"感動の確認旅行"
という
"予定に従う旅がある"
...
"予感に従う旅もある"
...
最低限の予定だけを入れ
空港に着いて
その国の空気を吸い
その国の日差しを受け
その国の人々の瞳を覗き
その時生まれた"予感"を感じ...
...
その時感じた
"感動の予感"
を感じ
...
現地の在来線に乗り
現地の繁華街に行き
現地の食堂に入り
現地の定食を食べ
現地の人々の会話に耳を傾け
...
そして
明日の旅程を現地で決める
...
行かなくては知り得ない旅
...
世界遺産は
見損なうかも知れないけれど
...
行かなくては知り得ない
"人々の匂い"を嗅ぐ旅
...
予定に従う旅と
予感に従う旅は
...
まるで
人の生き方そのものだね
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綿密な人生設計をする人も
行き当たりバッタリの人も
...
どちらも
楽しい
人生
...
どちらにも
手に入れられるものと
手のひらから溢れるものがある
...
大切なのは
自分にあったスタイル
...
ごきげんなのは
居心地のよい自分スタイル
...
旅も
人生も...
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