【成長とスピード】 〜安東徳子のごきげん語録773 12月12日〜
【成長とスピード】
1歳で
ABCが書けるとか
...
2歳で
足し算ができるとか
...
3歳で
万葉集を空で言えるとか
...
たいていの親は
"史上最年少記録"
にこだわる
...
たいていの大人は
"史上最年少記録"
を褒める
...
天才かも？
とか
将来有望かも？
とか
...
たいていの場合は
未来の妄想を始める
...
でも
案外忘れてる
...
母国語の能力は
成長の速度とは
比例しない
...
どんなに早く
ABCが言えたとしても
...
美しい言葉を話す大人
になるとは限らないし
...
どんなに早く
万葉集を覚えられても
...
美しい歌を書ける大人
になるとは限らない
...
物事を"早く"習得する
ということと
その後の成長には
相関性はない
...
物事を"深く"習得する
ということが
学びの原点
...
人を育てるときに
スピードを期待してはいけない
...
早くできた時に
褒めすぎてはいけない
...
なかなかできないときに
叱ってもいけない
...
"遅い"は
"深い"の
現れかもしれない
...
入社2年目で
ようやく目を出す社員もいる
...
入社2ヶ月で
営業成績を上げ
その後二ヶ月も立たずに
辞めていく社員もいる
...
人はゆっくり育てる
子供もゆっくり育てる
...
ゆっくりの学びの中に
"学びのごきげん"が潜んでいる
...
ゆっくりの学びの中に
"学びが好きになる"
チャンスが潜んでいる
...
ごきげんな成長は
ゆっくりの学びの中から
about the photo : 空気が乾燥すると景色が綺麗になる@冬のパークハイアット東京
