【洋服の侵略戦争】 〜安東徳子のごきげん語録713 10月13日〜
【洋服の侵略戦争】
いつもより30分早い
朝残業の会議を終えて
...
社内稟議の
プレゼンをし
...
その後
部長に
ダメ出しをされ
...
ついでにもらった
データ打ち込みで
1時間
...
あっという間の
ランチタイム
...
社食でパンを買い
終わらないデータ打ち込みを
デスクでする
...
組合主催の
秋の運動会の
委員会に出た後
...
得意先向けの
打ち合わせ資料を
作り
...
丸の内線に乗って
得意先に行く
...
打ち合わせの後
会社に戻り
打ち合わせの会議録を書く
...
今月のキャンペーンの
成果集計をし
...
明日の営業先の
プレゼン資料を作る
...
営業先のホームページを
見ている内に
うたた寝をし
...
周りを見渡すと
オフィスには
誰もいない
...
また
最後...
...
また
最終...
...
クタクタになって
...
ボロボロになって
...
フラフラになって
...
家にたどり着く
...
ドアを開けた
その家は？
...
家賃8万円の
その部屋は？
...
きれい？
汚い？
...
片付いている？
片付いていない？
...
たいていは
片付いていない
...
こんなに忙しければ
片付いていない
...
玄関で
靴を脱ぎ捨て
...
ダイニングテーブルの椅子に
ジャケットをかけ
...
ベッドの脇に
残りを
脱ぎ捨てる
...
ソファに座ろうと思うと
昨日までに
脱いだ服で
占領されている
...
引っ越してきた時に買った
カッシーナのソファは
たいていは
洋服で占領されている
...
ダイニングも
リビングも
ベッドルームも
...
家中の
床という床
...
部屋中の
壁という壁
...
脱ぎ捨てた服
乾かしている服
買ってきた服で
占領されている
...
洋服が
散らかった部屋を
作り出している
...
せっかく手に入れた
吉祥寺のマンション
...
せっかく手に入れた
カッシーナのソファ
...
せっかく飾っている
逸見亜古の銅版画も
...
洋服に侵略されてしまった
...
"ただいま"と
帰ってきても
ほっとできない
...
ソファにも座れない
...
壁の絵も見れない
...
洋服に
侵略されてしまった
自分の部屋
...
ごきげんを取り戻すには？
...
ごきげんな部屋にするには？
...
まずはコストとストレスを知る
...
洋服が侵略している
広さを知る
...
床と壁を
洋服が侵略している
広さを知る
...
一人暮らしの
25㎡で8万円の部屋だったら
...
洋服の侵略スペースは
床と壁を含めて
平均
畳2畳分
...
一ヶ月
8万円の部屋の
畳2畳分の"家賃"は
月額 12800円
...
部屋を侵略している
洋服達に
一ヶ月
12800円も
払っている
...
20万もした
カッシーナのソファを
占領している
洋服達に
わざわざ
一ヶ月
12800円も
払っている
...
帰ったとたん
一日の疲れが
倍増するような
散らかった部屋に
...
一ヶ月
12800円も
払っている
...
一年で
153600円も
払っている
...
散らかった部屋に
散らかしている洋服に
...
153600円も
払っている
...
ボロボロになって
フラフラになって
ようやく稼いだお金を
...
家を散らかしている
洋服達に
払っている
...
もったいない！
...
散らかしていては
もったいない！
...
だから
片付けよう
...
がんばって
片付けよう
...
ソファには
洋服ではなくて
自分が座ろう
...
ダイニングテーブルの椅子は
ハンガーではなくて
出社前に
ゆっくりとコーヒーを飲む
本来の"椅子"に
戻してあげよう
...
部屋を占領している服は
あなたをふきげんにする道具
...
ごきげんな毎日は
洋服の侵略戦争に
勝つことから
始まる
...
キレイな部屋に住もう
...
片付いた部屋に住もう
...
ごきげん生活の鉄則
about the photo: 二つ食べられるほどの上品なコク@北海道道産子クラブ
