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【"聴く"ということ】 〜安東徳子のごきげん語録594 6月16日〜

【"聴く"ということ】

傾聴力とか

質問力とか

ヒアリング力とか

カウンセリング力とか

...

"聴く"事は

コミュニケーション能力の

大切な一要素だって事は

たいていの人はわかってる

...

"聴く"事が

大切だって事は

たいていの人は

わかってるけど

...

"聴く"事が

どういうことなのかは

たいていの人は

わからない

...

"聴く"と

"聞く"の

違いが何か

わからない

...

だから悩む

...

だから

なかなか上手くいかない

...

きけば

きくほど

相手は

離れていく

...

だから

きかなくなる

...

そして

きくのが

嫌いになる

...

"聴く"事は

"調査"ではない

...

"調査"とは

目的に基づいたもの

...

BMWのショウルームで

過去の自動車購入歴を

"聴く"のは

人生で一度でいいから

BMWに試乗したいという

"ただ乗り"顧客なのか

"買うかも顧客"なのかを

調査するため

...

これは

傾聴ではなく

調査

...

"聴く"事は

"査定"でもない

...

息子の彼女に

"大学はどちら?"

と質問する母親は

自分の息子のパートナーに

ふさわしい女性かどうか

"査定"している

...

"調査"も

"査定"も

質問される方は

決して楽しくない

...

ごきげんではない

...

ビジネスにおける

"聴く"事が

たいていは

調査か

査定かの

コミュニケーションに

なってしまっている

...

傾聴も

質問も

ヒアリングも

カウンセリングも

上手くいかない

...

お客さまと自分の間に

なにか

"よそよそしさ"が

生まれてしまう

...

"聴く"

とは何か?

...

"聴く"とは

ただ

単純に

ひたむきに

全神経を集中して

身体中を"耳"にして

"耳"からはいる音を

"楽しむ"事

...

"楽しむ"事

...

会話を"楽しむ"事

...

相手と

もっと仲良くなりたくて

...

相手の事を

もっと知りたいと思う

...

相手の事を

知っていくことが

...

何よりの喜びと

感じる

...

その"心の姿勢"を持って

相手と対峙する

...

そこからは先は

無条件に

"ごきげん"な会話が待っている

...

"聴く"事の原点は

楽しみにある

...

相手との会話を

楽しんでいる?

...

相手も会話を

楽しめている?

about the photo : ここから始まるラビリンス@京都石塀小路

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