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【人口知能にできないこと】 〜安東徳子のごきげん語録687 9月17日〜

【人口知能にできないこと】

「お飲み物は
何になさいますか?」

...

あなたが

そう聞かれたら

そのお店は

初めて行ったお店か

あるいは

"あたりまえのお店"に

違いない

...

「いつもの
ピノでいいですか?」

...

あなたがそう聞かれたら

そのお店は

二回目に行ったお店か

"ちょっといいお店"に

違いない

...

「いつものピノは

ご用意しておりますが

驚きのシラーもございます。

お疲れでなかったら

小さなチャレンジも

また楽しいかもしれません」

...

あなたが

そう聞かれたら

そのお店には

なんども

行きたくなり

たくさんの人に

紹介したくなる

...

ここまでは

いままでの

接客理論

...

ここまでは

いままでの

ホスピタリティ理論

...

あなたが

赤ワインを好きだとか

...

あなたが

ピノを好きだとか

...

何度も

行ったことはないのに

そんな事を

覚えていてくれる対応

...

今までだったら

感動する

...

今までだったら

伝説になる

...

でも

これからは

感動も

伝説も

誕生しない

...

赤ワインや

ピノを

覚えていても

人々は

感動もしないし

伝説も生まれない

...

なぜなら

...

お客さま情報を

記憶することなんて

AI

Artificial Intelligence

平たく言えば

人口知能にとってみれば

朝飯前

a piece of cake

...

お好みのセパージュやら

お好みのグラスやら

お好みの温度やら

お好みの開き方やら

...

そんなものを

いちいち覚えておくことは

人にしてみれば

奇跡にちかいから

...

そんなものを

いちいち覚えおくことが

"奇跡の瞬間"なんて

言われてきたけど

...

AIの時代を迎えた今

お客さまの情報を

詳細に記憶しておくことなど

"まったくあたりまえ"の

出来事になる

...

記憶力による

接客手法は

昭和の遺物になる

...

では

AIの時代にも

お客さまの心をつかむ

接客の極意とは

何だろう?

...

それは

もちろん

"共感力"

...

生きている

人間にしか

持ち得ない

"感情"

...

心のそこから

心配する

...

心のそこから

喜ぶ

...

心のそこから

感謝する

...

これは

100年後も

1000年後も

生きている

人間にしかできない

"共感行動"

...

ごきげんなお仕事は

共感力を発揮できるお仕事

...なのかもね?

about the photo : これからもホテル業界は この"視点"に導かれる with Mr.Ohta@「ピッチに立つサポーター」出版記念パーティー 参議院議員会館

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