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【音楽を運ぶのに...】 〜安東徳子のごきげん語録475 2月18日〜

音楽を運ぶのに

MD(mini disc)が

使われていた時代があった

...

直径64ミリのMDには

なんとかCD1枚分の情報が収まる

...

出勤の際

出張の際

旅行の際は

"聴きたいCDの数だけ"のMDを

持ち歩く必要があった

...

ガラガラ

バラバラ

させながら

...

"聴きたいCDの数だけ"のMDを

持ち歩く必要があった

...

しばらくして

iPodが登場する

...

2001年の秋

わずか185gの小さなフォルムに

1000曲を入れて持ち歩けるという

活気的なメディア

...

新しいiPodというメディアの登場

...

こんなに便利な道具がでれば

すぐに

世界中の人々が使い出すかというと

そうでもない

...

音質がどうだの

価格がどうだの

いろんな理由をつけて

否定する人達がいた

...

否定する一番の理由は

"今持っているMDのデータを

iPodに移し替える作業"が

面倒か

難しいか

わからないか...

だからだった

...

それでも

音質がどうだの

価格がどうだの

といいながら

"聴きたいCDの数だけ"のMDを

ガラガラ

バラバラと

持ち歩いて

不便な生活の言い訳をしていた

...

あれから15年

...

MDを音楽の基本メディアにしている人は

かなりのマイノリティー

...

ガラガラ

バラバラと

音楽を持ち歩く人はほとんどいない

...

新しい仕事をするとき

新しい挑戦をするとき

...

必ずいる

...

何人かはいる

...

"MD擁護的人種"が

...

変化を嫌う人達が

...

変化を否定する人達が

...

気にする事はない

...

時間が解決する

...

新しい仕事のやり方が

あたりまえのやり方になるころ

...

"MD擁護派的人種"は

たいてい

いつの間にか

知らないうちに...

消えている

...

ごきげんな仕事は

変化への勇気から生まれる

about the photo : 今年の仕事も大入り?@打ち合わせ前の銀座歌舞伎座

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