【色の底力】 〜安東徳子のごきげん語録694 9月24日〜
【色の底力】
枯れる木がある
枯れない木がある
...
枯れる木は
生きている木
...
枯れない木は
最初から
生きていない木
...
命のない木
...
偽物の木
...
プラスチックの木
...
artificial tree
...
アーティフィシャル ツリー
...
造花の木
...
駅の構内とか
居酒屋さんのトイレとか
ファストフードのレジ周りとか
...
街を見渡すと
いたるところに
置かれている木
...
いたるところに
飾られている木
...
"枯れない木"
...
人口の木
偽物の木
造花の木
...
たいていは
安っぽい
...
たいていは
もの悲しい
...
たいていは
残念
...
それなのに
わざわざ
枯れない木が
飾られる理由が
実はある
...
偽物だと
バレるのに
...
安っぽいと
思われるのに
...
それでも
飾られる理由がある
...
それは
実は
"色"
...
枯れない木は
なんだかんだいっても
緑色をしている
...
生きている木と同じ
緑色をしている
...
一瞬
その色のせいで
その緑色のせいで
生きて木だと
認識する
...
ほんの一瞬だけど
遠くからだけど
...
その緑色が
生きている木だと
認識させる
...
その一瞬が
ほんの一瞬が
勘違いの一瞬が
...
人々に
癒しの瞬間を与える
...
色の効果
...
勘違いの
色の効果
...
色って
色だけで
"ごきげん"を
作れる
...
色って
色だけで
"ごきげん"を
生む
...
自分の周りの
"色たち"は
どんな
"色たち"？
...
ごきげんを生む色を
集めている？
...
ごきげん的見地から
身の回りの色を
集めている？
...
色は
ごきげんと
つながっている
...
色へのこだわりは
ごきげん作りの原点
桜の街は駅までピンク色の@降りるだけで幸せになる駅 東急田園都市線 桜新町
