安東徳子のごきげん語録1104 11月10日
【制服の錯覚】
制服を着ている人達は
みんな同じに見える
...
警察官の制服なら
太っていても
背が高くても
ヒゲが濃くても
眼鏡をかけてても
...
みんなおんなじ
警察官
...
悪いヤツを
やっつけてくれる
警察官
...
警察官は
みんな強くて
頼れる存在
...
看護師の制服なら
白髪があっても
筋肉質でも
色白でも
なで肩でも
...
みんなおんなじ
看護師さん
...
優しく厳しく
話しかけてけれる
看護師さん
...
看護師さんは
みんなすごくて
頼れる存在
...
制服を着ていると
そう思う
...
制服を見かけると
そう思う
...
その人じゃなくて
職業で
その人をみる
...
その人じゃなくて
役割で
その人をみる
...
甘えてしまう
...
いつでも
強くて
完璧だと
思い込んでしまう
...
でもね
...
制服の内側は
生身の人間
...
警察官だって
看護師さんだって
...
心が折れそうな日もあれば
頭が痛くて辛い日もある
...
制服の向こうの
"ひとりの人"としての
"今日のごきげん"に
気遣うことを
忘れてしまう
...
役割は
役割なんだから
果たしてくれて
あたりまえ！
...
と
ついつい
甘えてしまう
...
制服の向こうに
それぞれの悩みや
それぞれの苦しみもあって
...
その上で
制服の責任を
果たしてくれてること
...
忘れたくないね
...
制服の責任感
...
それが
今日のみんなのごきげんを
作ってくれてること
...
忘れたくないね
about the photo : 小さいけど 遠いけど 東京タワーが見えるだけで気分はごきけん@東京 アジュール竹芝16階
