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【事実と解釈】 〜安東徳子のごきげん語録867 3月17日〜

【事実と解釈】

カップが割れる

...

デスクの上に

置いてあった

カップが割れる

...

デスクの上には

PCと

電源コードと

参考資料の本が3冊と

ペンケースと

マウスと

メガネケースと...

そして

コーヒーの入った

カップが

置いてあった

...

本を取ろうとして

コードが動き

コードがペンケースを動かし

ペンケースがマウスを動かし

マウスがメガネケースを動かし

メガネケースがカップを動かし

カップがデスクから落ちて

割れた

...

ここまでが

"事実"

...

"カップが割れた"

という事実

...

事実の後に

解釈が生まれる

...

デスクの上を

整理しておけばよかったな...

という後悔もあれば

...

最近

ホントについてない...

という"お告げ"の場合もあれば

...

パパの形見のカップを

割ってしまった...

という悲劇かもしれないし

...

自分のデスクが

小さすぎる...

という会社への他責にもなる

...

キライなカップだったので

割れてくれてよかった...

という開放感かもしれないし

...

片付けが大変...

という面倒臭さかもしれない

...

やる気のないところに

やる気のなさを後押ししてくれる

ありがたいタイミングの場合もある

...

カップが割れる

という事実に対して

カップが割れる

という事実の解釈は

千差万別

十人十色

...

人間関係のトラブルは

この

"解釈の違い"から

生まれる

...

同じ"事実"でも

解釈は同じじゃない

という

自明の事を

うっかり

忘れることから

生まれる

...

人間関係を

上手くいかせるには

"解釈の違いの想定能力"

による

...

相手と自分の

"解釈の違い"を

どこまで

想定できるか

...

それが

実は

共感力

...

ごきげんな

コミュニケーションは

...

解釈の想定能力

...

すなわち

共感力

about the photo : カップルの幸せな足跡が残るヨーロッパの街並み@立川にあるヨーロッパ TGH

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