【ごきげんな講義と講師たち】〜安東徳子のごきげん語録1080 10月17日〜
【ごきげんな講義と講師たち】
学生時代は
机の前に座り
人の話を聞いて
勉強することが
仕事
...
人の話を聞いて
勉強することが
仕事なんだけど
...
前の晩に観た
有吉のネタで
もう一度笑いあったり
...
今度行く
三代目のコンサートの
セットリストで盛り上がったり
...
秋冬のコスメの
人気色ついて
情報交換したり
...
講義中に
人の話を聞かないで
どうでもいい
話をしたりする
...
休憩時間でも
カフェでも
帰りの電車でも
...
どうでもいい話は
いくらでもできるのに
...
わざわざ
授業料を払ってる
講義中に
どうでもいい
話をしたりする
...
実は
それが
楽しい
...
してはいけない場所で
...
しないほうがいい場所で
...
どうでもいい話をする
"どうしようもない楽しさ"
...
学生だけに与えられた
"どうしようもないたのしさ"
...
ずっとはダメだけど
いつもはダメだけど
...
大きい声はダメだけど
うるさいのはダメだけど
...
その数分間
禁断の数分間は
...
一生の思い出になったりする
...
大人になって思い出すのは
そんな禁断のひとときだったりする
...
講師は
学生たちのおしゃべりを
目を細めて
憂うより
...
講師は
有吉より
三代目より
新作コスメより
面白い講義をすればいい
...
そうすれば
学生たちは
講義中のおしゃべりを
やめるどころか
...
講義が終わってからも
講義について
休み時間やカフェや電車で
ペチャクチャ話し続けるに違いない
...
ごきげんな講義とは
学生たちに
おしゃべりより楽しい
ひとときを
提供すること
...
ごきげんな講師とは
そのための努力を
し続ける人たち
about the photo : 大学の講義はいつでも原点に戻れる 学生たちの目の輝きや頷きが講義の評価@戸板女子短期大学
