安東徳子のごきげん語録1116 11月22日
【旅の代わりになるものは？】
"かわいい子には
旅をさせよ"
...
とは
子育ての格言の中でも
鉄板中の鉄板
...
子供には
旅行をさせろ
...
と文字通りに
解釈する人達がいるらしい
...
箱根だの
京都だの
ハワイだの
イタリアだの
...
いろんな旅行に
連れて行って
あげなさい
...
家族サービスは
ぜひしなさい
...
と
とんだ勘違いの
解釈をする人達がいるらしい
...
格言は時代背景を理解しないと
とんだ勘違いをする
...
これは
自転車も
自動車も
バスも
電車も
飛行機も
なんにもなかった時代の話
...
交通インフラが
全く整っていなかった時代の話
...
今でこそ
旅行は
ごきげんな出来事だけど
...
昔は
旅行は
辛く苦しい出来事だった
...
かわいい子には
旅をさせよ
...
という格言も
時代に合わせて
改訂しないと
意味が伝わらない事になる
...
今の時代
かわいい子には
何をさせれば
いいのだろう？
...
旅が
ごきげんな出来事になった今
辛く苦しい経験ができる事って
なんだろう？
...
今の子には
何をさせれば
昔でいう旅の経験になるのだろう？
...
乗り換えも
時刻表も
ホテルの予約も
レストランの検索も
全部スマホでできる時代
...
一年中
空調が効いていて
暑くも寒くもない
世の中
...
日本中どこに行っても
同じ看板のコンビニがあって
同じ味のおにぎりが
食べられる
...
世の中は
ごきげんだらけ
...
辛く苦しい旅の経験ができない
今の時代の子供達
...
ごきげんじゃないことも
少しは残しておかないと
子育てには苦労してする？
...
ごきげんすぎる環境も
あんがい
始末に負えない環境なのかも
about the photo : 人の役に立ち続けると"あんぱん"でも石像になる@神戸 ガス燈通り"アンパンマンストリート"
