【風邪の効用】〜安東徳子のごきげん語録1088 10月25日〜
【風邪の効用】
のどの奥が
チクっと痛む
...
あれっ？と思う
...
背中の真ん中が
ゾゾっとする
...
おやっ？と思う
...
やがて
ノドの痛みは
堪え難いシロモノとなり
...
熱が上がり
寒気が増し
...
立派な
風邪引きとなる
...
さらに頭が痛くなり
咳の猛攻撃が始まる
...
鼻水がグズグズ言いだし
涙も流れ
節々も痛む
...
風邪のプロセスは
よいことなんて
ひとつもない
...
風邪を引くと
シンドくて
ダルくて
痛くて
汚くて
...
風邪を引いて
ごきげんになれることなんて
ひとつもない
...
ひとつだけあった
...
風邪を引いて
ごきげんになれることが
ひとつだけあった
...
それは
...
風邪を"ひいていないこと"が
どれだけ
ごきげんなことかに
気づけること
...
ノドの痛みや
熱のダルさが
ないことが
どれだけ
ごきげんなことかに
気づけること
...
イヤな上司問題とか
安い給料問題とか
ヘタなゴルフ問題とか
...
そんな問題は
どうでもよくなるくらい
...
風邪は辛い
...
逆に言えば
風邪の辛さに比べたら
...
日常の悩みなんて
小さな事に思えてくる
...
健康あっての
ごきげん
...
健康は
ごきげんの源
...
そんなあたりまえを
すぐうっかり忘れてしまう
...
風邪を引いたら
思い出す
健康のごきげん
...
風邪を引かなきゃ
思い出せない
健康のごきげん
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