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【満腹対策】 〜安東徳子のごきげん語録876 3月26日〜

【満腹対策】

ご飯を3膳

ステーキを500g

お刺身をまるごと一冊

唐揚げを5個

天ぷらを5品

おまけにティラミスを300g

...

これだけ

一気に食べたら

お腹は

いっぱいになる

...

たいていは

多分

食べきれないけど

...

それでも

食べたら

お腹いっぱいになる

...

これ以上

食べられない

...

だから

食べない

...

それで

健康は保たれる

...

食べきれない

食べ物は

食べない

...

人はそうしている

そうやって

健康を保っている

...

同期の昇進異動があり

自分の降格異動もあり

同級生から披露宴の招待状が届き

3年付き合った彼氏さんと別れ

母親が入院し

家の洗濯機が壊れる

...

立て続けに起こる

受け入れがたい出来事

...

"お腹いっぱい"の

受け入れがたい出来事

...

そしてまた起こる

受け入れがたい出来事

...

"お腹いっぱい"なのに

会議の直前に誤字が見つかり

100部刷った資料を刷り直す

...

"お腹いっぱい"なのに

人身事故の遅延で

3日続けて遅刻する

...

"お腹いっぱい"なのに

披露宴当日

履いてたパンプスの

ヒールが折れる

...

"お腹いっぱい"なのに

...

もう

限界なのに

...

食べ物なら

食べなければいい

...

食べ物なら

"お腹いっぱい"なら

食べなければいい

...

身体の"お腹"なら

食べなければ

健康は保たれる

...

心の"お腹"は

"もういいです"

"お腹いっぱいです"

"もう入りません"

"溢れそうです"...

と叫んでも

それでも

"食べ物"は

テーブルに運ばれ

否応無しに

口に入れられる

...

心のお腹は

食べ物を

選べない

...

どんなに"お腹いっぱい"でも

"辛い出来事"

"悲しい出来事"

"運の悪い出来事"という

心の食べ物は

テーブルに

運ばれ続ける

...

心のお腹にも

"お腹いっぱい"はある

...

今日は

もう

食べられない...

という時がある

...

心のお腹も

''お腹いっぱい"の

no more food

の発言権を持つべき

...

食べられないのに

食べ続けるから

病気になる

心は病んでしまう

...

食べられないのに

食べ続けるから

健康は保たれない

...

テーブルに

何が運ばれようとも

お腹いっぱいなら

食べないことも大切

...

テーブルに

運ばれたものを

見ないことも

時には大切

...

気づかない

鈍感力

...

放置する

延期力

...

他人事にする

客観力

...

そんな力も

たまには

必要

...

心の健康を保つには

たまには

必要

...

"心もお腹いっぱいになる"

このあたりまえを

忘れない

...

"心の器の空きスペース"を

時には確認する

...

心の"ごきげん"を保つには

良いことも

辛いことも

腹八分だってこと

about the photo : もうすぐ生まれる世界に羽ばたくホテル@center of Tokyo center of the world

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