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【ごきげん修行で修行できない事】 〜安東徳子のごきげん語録822 1月30日〜

【ごきげん修行で修行できない事】

どんなにがんばって

"ごきげん修行"を続けても

ごきげんになれない事がある

...

横暴な得意先の依頼や

理不尽な会社の異動や

心無い同僚の言葉なら

...

"ごきげん修行"を積めば

なんとか

乗り越えられる

...

たいていの事は

目標に辿り着くための

通り道だと思えるし

...

たいていの事は

見方を変えるだけで

ごきげんな自分を取り戻せる

...

"ごきげん修行"で

努力を重ねれば

ごきげんな毎日になる

...

たいていの毎日は

"ごきげん修行"で

ごきげんな毎日にできる

...

それでも

それなのに

どうしたって

"ごきげん修行"でも

ごきげんになれない事がある

...

それは

大切な人の命を失う事

...

それは

大切な人との

永遠の別れ

...

こればっかりは...

表から見ても

裏から見ても

ひっくり返しても

真上から見ても...

...

どこを

どう見たって

救いがない

...

救われない

...

どんな言葉も

救えないし

...

どんな思想も

解決できない

...

大切な人との別れは

ごきげんを奪っていく

...

唯一

ほんの少しだけ

ほんの少しの

涙を拭えるものが

"時間"

...

早くても4年

遅ければ何十年もかかるけど

...

時間は

ゆっくりと

悲しみを

ぼやけさせる

...

悲しみは

なくならないけど

...

悲しみは

一生

なくならないけど

...

時間は

ほんの少し

ほんの少しだけ

悲しみを

ぼやけさせてくれる

...

悲しみに

慣れさせてくれる

...

"喪に服す"

という習慣は

時間薬をもらう時間でもある

...

法要というのは

時間薬の効き具合を

確かめる機会でもある

...

"ごきげん修行"は

シンプルじゃない

...

"ごきげん修行"は

単純じゃない

about the photo : 好物だった鰻を食べるのも供養なら父に感謝@一周忌のお膳 船橋 稲荷屋

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