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安東徳子のごきげん語録1189 2月3日

【雪がくれるもの】

冬の日本は

雪だらけ

...

今年の冬は

雪だらけ

...

休日の雪は

まるで

神様からのプレゼント

...

いつもの景色が

...

ありふれた景色が

...

聖なる白一色の

世界になる

...

なにもかもが

清らかで

静けさに満ちた

世界になる

...

窓からの

見飽きた景色が

...

真新しい

生まれたての

世界になる

...

雪は

汚れを覆い

...

雪は

雑音を飲み込む

...

雪の日の景色は

まるで違う

別の場所になる

...

その景色を

暖かい部屋の中で

眺める

...

飽きずに

眺める

...

眺め続ける

...

いつものコーヒーでも

買いたてのハーブティーでも

とっておきのココアでも

...

暖かい部屋で

暖かい飲み物を

すすりながら

...

美しい雪を

眺め続ける

...

なんと楽しいひと時

...

なんと贅沢なひと時

...

雪が降るだけで...

...

思いがけず

休日に

雪が降るだけで

...

どこにも出かけなくても

そこが

特別のホリデーになる

...

ごきげんは

どこにでもある

...

見つければ

ごきげんは

どこにでもある

足元にある

about the photo : ようやく寒波が抜けた北陸地方@ANAクラウンプラザホテル富山

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