安東徳子のごきげん語録1259 4月13日
【宅配便のごきげん分析】
読みたい本が見つかる
→
無性に読みたくなる
→
Amazonで頼む
→
翌日ポストの中にいる
その本に出会う
→
読みたい本は
向こうから来てくれる
...
これが
今のあたりまえ
...
これが
最近のあたりまえ
...............
読みたい本が見つかる
→
無性に読みたくなる
→
本屋さんに行きたくなる
→
本屋さんに行く時間がない
→
本屋さんに行く日をやりくりする
→
本屋さんに行く日が
楽しみにになる
→
ワクワクする
→
本屋さんに行く日が来る
→
朝から
ワクワクする
→
本屋さんに行って
売り場を探す
→
ワクワクする
→
売り場の棚に
その本を見つける
→
ドキドキする
→
まるで
初めて会う
婚活パーティーの相手と
目があった時みたいに
→
ドキドキする
→
自分から
探し当てた
本との出会いに
ドキドキする
→
両手で持って
大事に持って
レジに行き
→
お金と共に
自分のモノになる
→
本との一体感を感じる
素敵な瞬間
→
帰り道
カバンの中から
背表紙が
チラチラ見えたりする
→
ホームでの待ち時間に
さっと取り出して
目次だけ
眺めたりする
→
早く読みたいなって
ソワソワする
→
そして
家に帰って
ソファに沈み込み
→
心ゆくまで
本を読む
...
これが
今までのあたりまえ
...
本との出会いのあたりまえ
...
Amazonは
便利をくれるけど
...
便利と引き換えに
本との出会いの感動を
失っているのかも？
...
少なくとも
本に関しては...
...
買うまで待つ
もどかしさと楽しみが
本を読むのを
もっともっと
楽しくしてくれていた
...
ワクワクや
ドキドキや
ソワソワがあった
...
待つのってイヤだったけど
待つのってキライだったけど
...
待つことの中にも
ごきげんは潜んでいたんだね
...
待たなくなって
初めて気付く
...
待つことの
"ごきげん"
about the photo : 沖縄名物 レタスしゃぶしゃぶ@大雨の沖縄県那覇市 寄居
