安東徳子のごきげん語録1176 1月21日
【誕生日の過ごし方】
5人目の子供だったり
１５歳の妊娠だったり
別れ話の後の発覚だったり
不倫関係のご懐妊通知だったり
...
選択を
迫られる
妊娠もある
...
不妊治療を
何年も続けて
...
ようやく
手にした
陽性反応が
あるというのに
...
トイレから
絶望的な顔をしながら
手にする
陽性反応もある
...
命の誕生は
...
望まれることもあれば
望まれないこともあり
...
迷いないこともあれば
迷いだらけのこともある
...
はじまりは
いろいろであっても
...
母体の中で
9ヶ月
育つことには
変わりない
...
つわりだの
むくみだの
...
母体が
辛い思いをして
...
破水だの
陣痛だのを
乗り越えて
...
一つの命を
産み出すことに
違いはない
...
その
9ヶ月に
違いはない
...
マタニティヨガに
行かなくても
...
マタニティビクスに
通わなくても
...
無痛呼吸法教室に
入らなくても
...
母親の
9ヶ月に
違いはない
...
お腹の子供と
向き合う時間に
違いはない
...
不安や
絶望や
...
喜びや
期待や
...
その感情に
違いはあっても
...
"産む"
事を選んだ
9ヶ月に
違いはない
...
その
'決断"に
違いはない
...
だからこそ
誕生日は
感謝の日
...
産んでくれた親への
感謝の日
...
産むことの決断への
感謝の日
...
生まれてからの今日までは
自分の責任
...
生まれるまでは
親の決断
...
誕生日を
ごきげんに
過ごしたかったら
...
親への感謝で
心をいっぱいにしてみる
...
まだ生きていても
もう生きていなくても
...
自分を産む
決断をしてくれた
母親に感謝する
...
バースデーケーキが
あってもなくても
...
バースデープレゼントが
あってもなくても
...
自分の母親の
"決断"と対峙すれば
...
誕生日は
たちまち
ごきげんな感謝デーになる
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